Spring Framework 2.5リリース

http://www.springframework.org/node/561

新機能の紹介はhttp://journal.mycom.co.jp/news/2007/11/20/007/index.htmlなどのニュースサイトを参照.

個人的に興味深いのは,一つ目にパフォーマンスの大幅改善.
巷に出回ってるDIのパフォーマンステストは,実際の業務での利用シーンとは
かけ離れてるとは思うが,どのように勢力図が変わったか(変わらないか)興味がある.

もう一つは,WebSphereのトランザクション管理の公式サポート.
WAS6.0.2.19以上と6.0.1.9以上で利用可能なUOWManagerを使うようになった.
#確か,Seasar2.2.4.18-rc2でもサポートしてたかな?
これによりWebSphere上でPROPAGATION_REQUIRES_NEWとPROPAGATION_NOT_SUPPORTEDが完全にサポートされる.

後,WebLogicとWebSphereでTransactionManagerを自動認識して,適切なTransactionManager(例えばUOWManager)
を登録してくれるとのこと.

WebSphereに関しては,http://www-06.ibm.com/jp/developerworks/websphere/techjournal/0609_alcott/0609_alcott.shtml
に色々と注意が挙げられているけど,Spring2.5に上げた方がうれしそう.

手元のSpring2.0.6で開発していたアプリケーションをspring.jarだけ入れ替えて動かしてみたけど,
設定ファイルを変更したりなど必要なく,何の問題も無く動作した.
流石に,互換性を重視しているだけのことはある.

2.5特有の機能はこれから試していこうと思う.